・「仕事の都合で単身で引っ越しをしなければならない」
・「引っ越しの費用を抑えたい」
・「運ぶ荷物が少ない」
大阪府で軽貨物自動車運送事業を行っている、キャスシステムの小山です。
新しい場所での生活を始めるためには、家具や荷物の運び方を考え準備をする必要があります。
しかし、引っ越し業者に依頼をするとそれなりの金額がかかってしまいますよね。
かといって、すべての荷物を自分で運び出し、新しい住まいまで移動させるのは時間と労力のかかる大変な作業です。
そこでおすすめな方法が、引っ越しの料金を抑えつつ業者に任せる「軽貨物運送業者に依頼する」というやり方……。
この方法は、引っ越しの荷物が少ない一人暮らしの人や仕事の都合などで単身でよく引っ越しを行う人におすすめです。
では、通常の引っ越し業者と軽貨物運送業者の具体的な違いは何なのでしょうか?
今回は、それぞれの「特徴」や「軽貨物運送業者に依頼するメリット」について詳しく解説していきます。
運送事業の種類の違い
引っ越しのやり方は「自分で行う方法」と「軽貨物運送業者に依頼する方法」、「引っ越し業者に依頼する方法」に分かれます。
まず、多くの人が利用する一般的な引っ越し業者は「一般貨物自動車運送事業」に分類されます。
これは、家族向けの大規模な引っ越しに適しており、大型の家具があったり荷物が多いケースに向いていることが特徴です。
一方、軽貨物運送業者は「軽貨物自動車運送事業」に分類され、一般的な引っ越し業者とは違い単身者や荷物の少ない小規模の引っ越しに向いていることが特徴です。
「引っ越し業者」と「軽貨物運送業者」の特徴の違い
●引っ越しで使用する車両の違い
一般貨物自動車運送事業の引っ越し業者では、荷物の量に応じた大きさの「小型」「中型」「大型」トラックを使用します。
対して、軽貨物運送業者では「軽自動車」または「軽トラック」を使用して荷物を運ぶことが特徴です。
●運ぶ荷物の量
一般的な引っ越し業者は、荷物の大きさや量に応じてトラックの大きさを変えるため、多くの荷物を運ぶことが可能です。
軽貨物運送業者では、軽自動車または軽トラックに積むことができる荷物の量を運ぶことができます。
●作業の内容
引っ越しをする際は「荷造り」「梱包」「運搬」「荷解き」の作業が必要になります。
『引っ越し業者』の場合、自分で荷造りと荷解きを行い運搬と大型家具などの梱包のみを引っ越し業者に任せるサービス。
荷造りから梱包、運搬、荷解きまでまですべてをスタッフに任せられるサービスに分かれます。
一般的に運搬と大型家具の梱包のみのプランを利用する人が多く、すべて任せるプランは料金が高くなることが特徴です。
『軽貨物運送業者』の場合、基本的に荷造りから梱包、荷解きを自分で行う必要があります。
軽自動車や軽トラックに載せることのできる荷物の荷造りや荷解きは、あまり手間もかからないためコストを抑えつつ、スピーディーな引っ越しを行いたい人に人気があります。
●作業員の人数
一般貨物自動車運送事業の引っ越し業者に依頼した場合、作業員の人数が多いためその分人件費がかかりコストが高くなります。
軽貨物運送事業者は、荷物が少ない分作業員の人数も少なく、ドライバーも兼ねて1人や2人程度のことが多いです。
●料金
通常の引っ越し業者の場合、料金は「運ぶ荷物の量」や「時期」、「移動距離」「引っ越しを行う時間」などによって変動します。
また、繁忙期は料金が割高になっている場合が多く、どうしても引っ越しの時期がズラせない場合さらに値段が高くなることも……。
その点、軽貨物運送事業者は運ぶ荷物の量も「軽自動車または軽トラックに載る量」と決まっており、時間や時期によって料金が変動することがないポイントが、大きなメリットです。
また、作業員の人数も通常の引っ越し業者と比べて少ないため、人件費を削ることができその分料金がお得になります。
●事業形態の違い
一般貨物自動車運送事業に分類される引っ越し業者の場合、開業には許可が必要になり、保有する自動車の数などいくつかの条件が存在します。
一方、軽貨物自動車運送業である軽貨物運送事業者による引っ越しは、許可制ではなく軽自動車1台さえあれば届け出をして開業をすることが可能なことが特徴です。
単身でのお引っ越しは『キャスシステム』にお任せください
キャスシステムでは、お客様のご要望にお応えすることができるよう、幅広い対応力を備えております。
お客様のお荷物を丁寧に扱い、安全でスピーディーな作業を行います。
どのような些細な疑問点やご不安なども、お気軽にご質問くださいませ。
また、お見積りも無料で承っておりますので、ぜひお問合せをお待ちしております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外と知られていない「軽貨物運送業者」を利用しての引っ越し……。
うまく使うことによって、余計なコストや時間を無駄にしてしまうことを防ぐことができます。
今回の記事が、あなたの今後の引っ越しの際の参考となりましたら幸いです。